この度は、広島修道大学生協が紹介した貸衣装等の業者「コマエ写場」が、破産決定の判断を下される事態となり、ご契約された皆さまには、心よりお見舞い並びにお詫び申し上げます。
今回発生した案件の問題点と今後の対応(再発防止)に関しまして、以下の通り、整理してご報告いたします。
1.問題点としては以下の点があげられます。
・「コマエ写場」と2022年3月取引を開始した際に、2018年1月に全国的に騒動になった貸衣装業者の破産事例があったにも関わらず、業界大手で世間的にも名高い老舗の業者のため、調査・確認を行うことなく契約を締結したこと
・破産決定後、状況の把握並びに初動対応が遅れたこと
・一部の対応について、態度が事務的で誠意が見えず、寄り添う気持ちが欠如していたこと
2.今後、紹介・斡旋等の取引業者への対応については以下の通りです。
・新規で独自取引を開始する場合は、事前に調査・確認を行った上で契約を締結します。
・現在、独自取引している紹介・斡旋業者との契約については、これまでの自動更新から年度単位での契約更新とし、その際に誓約書等の提出を必須とします。
対象業者:自動車学校、貸衣装・レンタル業者、各種資格スクール
3.生協で働く全職員の接客対応・態度について、指導を徹底します。
・日ごろから、誠意のある対応を常に心がけるように再度指導します。
・緊急事態の際は、迅速な初動対応が最も重要であることを再度指導します。
この度は、被害に遭われた皆様に対して、多大なるご迷惑とご心配をおかけしてしまったことを改めまして心よりお詫び申し上げます。同じ事象・対応を二度と発生させないよう、誠心誠意対応してまいります。今後ともよろしくお願いいたします。
2023年9月19日
広島修道大学生活協同組合
代表理事・専務理事 長谷川 英男